センターは苦情解決機能と事業者評価機能を有し、図II2-(2)のようにそれぞれに対応した組織構造をとっている。センターの組織運営を行う組織運営部門は運営委員会と運営事務局から成る。運営委員会には保険者、利用者、事業者が参加し、機関全体の運営方針、経費等を審議・決定する。苦情解決部門、事業者評価部門の活動内容には関与しない純粋に運営機能に特化した部門である。苦情解決部門は、一般相談、専門相談、調停委員会の三段階から構成される。苦情内容の調査、斡旋・調停案の作成・提示などを行い、短期間で一定の対応を図ることを目指している。事業者評価部門は相談・苦情解決事例を収集分析し、事業者を評価するための基準を作成する。そして事業者評価を実施し、利用者のサービス選択をサポートする。
運営委員会及び調停委員会の現在のメンバーは図II2-(3)のようになっている。