日本財団 図書館


[5] 五色沼作り

 

ねらい

出入りが自由にできる環境に生きものを招くことで、予想外のものに出会うことや、自然の意外な面を見つけることを楽しむ。

 

用意するもの

掘ってよい1坪以上の土地

洗面器5個

必要に応じて、小石・土・水草

スコップ

移植ごて

水(水道水は2〜3日置いて塩素を抜く)

 

備 考

穴を掘る場所は、水道管にぶつかったり歩行の邪魔にならないように考慮する。

魚やザリガニなどの生きものを、製作時にもその後にも、人工的にはいれないようにする。

たらいやベビーバスなど、大きな容器は埋めないこと。

 

手 順

1) 地面に少し間隔を置いて穴を5つ掘り、5個の洗面器を埋める。そして洗面器の中に少しずつ条件を変えた水辺環境を作る。

2) あとは自然にまかせるまま、月日をかけてゆっくり観察する。(1ヶ月くらい経つと、水の色が緑色・茶色透明のままなどそれぞれ変わってきて、生きものの種類にも違いが現れる。)

3) 掃除は半年に1回ぐらいが適当。生き物がいた場合は、救出してから掃除をする。

環境の例)

1] トンボ沼:底に厚めに土を入れ、水深を中程度にして、周囲にイネ科の野草を植える。設置場所は日光が日中の半分ぐらい当たるところ。

2] カエル沼:底に土をいれ、水深を中程度にして、スイレンの小さな鉢を1〜2つ沈めて日陰に設置する。

3] アメンボ沼:底に細かい石を入れ、水深を深くして日当たりの良い所に設置する。

4] タニシ沼:底に泥を入れ、水深を中程度にして、ウキクサ・ホテイアオイを多めに入れる。

5] セキレイ沼:水深をかなり深くし、一部を泥などをで干潟のようにしておく。

 

引用書籍:『プロ・ナチュラリスト佐々木洋の 野遊びハンドブック』;光文社

 

[6] 虫の落とし穴(ベイトトラップ)を作ろう

 

ねらい

地面の上で生活している腐食性の虫に興味を持ってもらう。

 

用意するもの

空き缶(フタを缶切りで切り取ったもの)

切り取った空き缶のフタ

紙(短冊状に切ってあるもの)

プラスチックの下敷き

ペンチ

油性ペン(下敷きに字が書けるもの)

昆虫図鑑

 

備 考

環境や、エサを色々変えながら試してみましょう。

環境によって虫の種類や構成が違うか、また、それらの虫が自然界でどんな働きをしているか、調べてみましょう。

 

手 順

1) 下敷きの四すみをお湯につけ、ペンチを使って5センチほど曲げる。

2) 缶にエサを入れる。

フタを落とし、共食いを防ぐために短冊状の紙を入れる。

3) エサの入った缶を、口を5ミリほど出して土に埋める。

4) 下敷きで雨よけの覆いをして、おもしをする(下敷きには「注意!虫の落とし穴あり」など注意書きを書いておこう)。

5) どんな虫がどのくらい入ったか調べて集計してみる。

6) 観察が終わったら、虫を逃がす

 

引用書籍:「草はらの自然かんさつ」1989年発行;(財)日本自然保護協会

「フィールドガイドシリーズ3]指標生物」1994年発行;(財)日本自然保護協会 監修;平凡社

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION