電動式人工喉頭を8年前に自力で開発し、既に7年以上の販売実績がある。
価格は8,000ルピー(200US$)で、アメリカ製(600US$)の1/3の価格である。
*台湾
(徐委員)登録会員数は1,103人、実際活動しているのは、その1/2です。
前会長 徐有財氏は3期勤めて昨年4月辞任して名誉会長になった。
彼は20年前喉頭摘出し、その後2回手術を受けている、咋年喉頭も摘出したが、経過順調で現在は歩けるようになった。80才
発声教室は3ケ所、台北、台中、高雄。指導員は殆ど銀鈴会帰りの会員である。
さらに日本へ研修生を送りたい。
教室では人生と健康に関する講演会を定期的に実施している。好評。
昨年10月ロータリークラブと台北市内の総合病院の後援でスピーチコンテストを開催した。大きな反響があった。
目的は1. 自信を持たせる2. 大衆に周知する3. 障害者への気配り4. 資金集め。
4部門、食道発声、ブロムシンガー、笛式、電動式、に分けて実施した。
来年の目標
学会からのサポート、他団体との連携、内務省や保健厚生省からの援助をさらに強化する。
現状、公共の交通費50%、私的交通費20%割引、収入税免除、65才以上在宅手当200ドル程度。
*韓国
(洪委員)1979年創立、20年経過した、会員数は10%増加した。
食道発声指導員は19名、いずれも日本で研修を受けている。
教室は8ケ所、週2回、各教室生徒20〜50名、指導員2名程度
教室のひとつ延世新声会は日本の山口喉友会と友好団体の関係を結んだ。
政府は教室1ケ所につき200ドル補助金を出してる。
延世眼耳鼻科研究所は人工喉頭を開発中、また同研究所は食道発声の絵本を3種類作った、良く使われている。
この人工喉頭は今年完成し、7月頃から発売の予定。
さらに同研究所はつぎの4つの研究を進めている。
(1) 人工電子喉頭
特別のセンサーを使い、ピッチと強さをコントロールできる。
名前はエバダ(Evada)といい、最も小さい人工喉頭であり、タッチでコントロールできる。
価格はドイツ製人工喉頭ゼルボックス(Servox)の半値。
(2) プロトタイプ2は試用品、喉頭の前に貼り付ける。
会話の途中、使っていない筋肉に働きかける。
(3) 口の中へいれて使うもの。
まだ試作品もないが研究中
(4) シリコン製のもの
99年末をめどに研究中
*パキスタン
(オブザーバーDr. M. ラナ)
カラチとラホールの市民病院に喉頭摘出者の団体があります。
イスラマバードにも1団体があります。