第VII章 シリーズ1999の公債財務分析
この章では、公債(Bonds)の規約に対してのT18運営の財務分析を示す。この財務分析の目的は約束された収入(the Pledged Revenues)を管理運営費、資本活用上の必要事項、資金留保、そしてその他の財務上の要求事項、-これには提案した公債に対しての債務返済業務(debt service)も含まれるが-、に対して活用していく能力があるかどうかを例示することである。
A. 財務計画
このプロジェクトの全体事業費は3.564億ドルになると見積もられている。それには、コンテナヤード、輸送切り替え用ヤード、鉄道用地に岸壁・エプロンの計画費、設計料、建設費と諸税を含んでいる。この総計において、港湾当局は2.058億ドル支出している。これを港湾整備事業(Port Improvements)とする。残りの事業である1.506億ドルは公債の運用による収益から充当されることになっている。これを起債整備事業(Bond Improvements)とする。