4. 改修拡張されたT18
表2に示すように、この事業計画の完了で以下の結果となる。
・90エーカーの増加で、T18の場所は合計約196エーカーの広さになる。
・拡張部分の約21.4エーカー分が、新しい複合一貫輸送ヤードになり、既存の6.6エーカーの複合一貫輸送ヤードを補強する。
・60エーカーのコンテナ取扱と引き回し(marshalling)の面積が、350箇所のリーファープラグと共に拡張され、1998年に港湾局が設置した300箇所のプラグに追加される。
・鉄道の乗り込みを改善することにより、取扱量の増加と周辺道路の混雑の回避ができる。
・トラックの乗り込みを改善できる。そして、
・敷地外に公共のための海岸線解放エリアを創設することができる。
出展:シアトル港
この事業計画は単独事業として、ゲート改良計画がある。それは既存の南ゲートの改良、ゲート建家の新設と出入りエントランス複合施設、そして複合一貫輸送ヤードヘのトラックゲート用施設である。これらの改善事項で交通混雑を解消し、T18がより効率的に運営できるようになる。
T18におけるバラ荷海上輸送用施設は、この起債整備事業では何ら改善は行われない。というのも、バラ荷輸送はこのT18の主要分野とは期待できないからである。現存する延べ床97,600平方フィートの上屋は、この事業計画の一環として改築される。
さらに、マリンタワービルがもう一棟建設され、船倉計画の事務所として活用される。