SSA(シアトル ターミナルオペレーター)
日時:1999年10月13日(水)14:00〜
場所:1131 SW Klickitat, Seattle, WA 98134 U.S.A.
対応者:Mr. FRANK CLARK Vice President
(米国有数の独立系のステベドアであり、シアトル港ではTerminal 18:インターナショナル、Terminal 25:ハワイ航路の運営を行っている。)
1. シアトル港におけるシェア
1998年40万TEU (Terminal 18)で、シアトル港の約1/3を取り扱っている。
Terminal 18 110エーカー(現在200エーカーに拡張中)
Terminal 25 30エーカー
2. ターミナルの運営
船舶の積み下ろし 24時間/日、365日
ターミナルの受け出し 月-金 7:00-17:00、ただし、スペシャルリクエストがあれば、夜間、土日の作業も行う。
顧客との契約料金については、9社すべてで異なり、ネゴで決めるが、平均すれば200ドル/ボックス。
3. 施設概要
Terminal 18
岸壁延長6,000ft 水深50ft 面積110エーカー (2年後200エーカー)
ハンドリングはトップリフトトラック (トップピックス)で行う。
空コンで5段積み、実入りは4段積み
トップリフトトラック、ヤードトラック、シャーシは自分で調達・保有するが、その他はポートオーソリティからのリースである。
ヨーロッパやアジアの港は地主型港湾で、インフラストラクチャーを整備しこれをリースし、借受者がスーパーストラクチャーや建物を整備するが、アメリカではこれらはポートオーソリティが整備してリースする。
4. オペレーターの仕事
アメリカではターミナル会社は荷役のみで、綱取り等も含めその他のサービスは、船社代理店がそれらの民間会社等に手配して、行う。
5. ターミナルのリースについて
1]リース方式について
米国北太平洋岸の港においては、コンテナターミナルを整備、リースする場合は、整備し、ポートオーソリティがユーザーと1対1の交渉を行って、リース条件を決定する。一般競争入札のような形態は取らない。