●提案方式(地主型港湾方式)
・港湾管理者が岸壁と用地をそれぞれ公共事業、起債事業として整備する。
・民間事業者は、港湾管理者から岸壁と用地の貸付を受け、舗装、ガントリークレーンを含めた荷役機械等の整備を行い、ターミナルの運営(荷役)を行う。
・公的支援を受けることとした(国、管理者からの無利子貸付等)
なお平成12年度予算案にもPFI事業者への無利子貸付等の公的支援が盛り込まれている
・負担割合、貸付内容
○岸壁:国50%、港湾管理者50%(うち起債95%、一般財源5%)
○用地:港湾管理者100%(うち機能債95%、一般財源5%)
○荷役機械、舗装:( )は従来型バース
国:無利子貸付 20%(10%)
港湾管理者:無利子貸付 20%(10%)
〃:特別転貸債 30%(30%)
埠頭借受者:貸付 30%(50%)
●公共方式
・岸壁を公共事業、用地、荷役機械および上屋等を起債事業により公共が整備する。
その他の荷役機械は民間事業者が整備する。
・負担割合
○岸壁:国50%、港湾管理者50%(うち起債95%、一般財源5%)
○用地、ガントリークレーン、舗装、上屋
: 港湾管理者100%(うち機能債95%、一般財源5%)
○ガントリークレーン以外の荷役機械
:民間事業者100%
●公社方式
・埠頭公社が国、港湾管理者、埠頭借受者から無利子・有利子貸付を受けて小型の荷役機械を除いたすべての港湾施設を整備しターミナルオペレーターに貸し付ける。
・貸付内容 ( )は従来型バース
国:無利子貸付 30%(20%)
港湾管理者:無利子貸付 30%(20%)
〃 :特別転貸債 20%(30%)
埠頭借受者:貸付 20%(30%)
●新方式
・岸壁を公共事業、用地を起債事業により公共が整備する。荷役機械、舗装等を公社方式と同様に埠頭公社が国、港湾管理者、埠頭借受者から無償・有償貸付を受けて整備する。
・負担割合、貸付内容