8]当該ターミナルと公社ターミナルの関係(港湾管理者・民間事業者)
ア)港湾管理者
既存の公社ターミナルとの利用料の面での差異や、公共的施設としての港湾管理者からの支援策の調整の必要が生じるとの指摘があり、また、公社と民間の両立を危ぶむ意見もあげられた。
イ)埠頭公社
公社の位置付けが難しくなることや、当該ターミナルと公社ターミナルの適切な役割分担の必要性が指摘された。
ウ)船社
両者の競争により、料金の低廉化、サービスの向上が図られるという意見であった。
コンテナターミナルの立地が地理的に制限されることから、一般的な私企業的取り扱いは合理的でないとの指摘があった。
工)港湾運送事業者
コンテナバースを増やすことになり、必然的に貨物の取り合いになるのではないかとの指摘があった。