最近報告された国連開発計画の「世界147カ国の生活水準比較」によると、生活水準(教育、所得、平均寿命等の評価項目)も最も高い国は6年連続でカナダ、日本は4位で英国は10位(昨年の14位から就学率の上昇率が評価されアップ。)だそうである。
過去の繁栄からの転落、立て直しを経て、今のところ好景気を維持しているが、同時に不登校率の高さ、犯罪の低年齢化など、日本にも通じる種々の社会問題を抱えている。
この地での生活は、言葉の違いを除けば、日本の大都市でと生活と差ほどの違和感はないが、時として前述のようにシステムの違いや、判断基準の違いを感じている。外にいるから日本の良さに気付き、日本にも取り入れたら良いことにも気付いていくのだろう。間もなく2000年が訪れようとしているが、英国が21世紀をどう迎え、その始まりにどう着手していくのか私の趣味は尽きず、「40肩の恐怖」に遭遇しないよう「惑惑の40の冒険」を始めて行こうと思う。
