(参考:空港をも取り入れた総合保税地域化計画例)
ノースカロライナ州 GTP (Global Trans Park)の概要
(概要)
・背景
ノースカロライナ州の21世紀の繁栄を確約するため、今後の輸送業界における第五の波(港、河川・運河、鉄道、高速道路の次の波としての航空輸送)への対応を図る。このため、州としては、空輸を中心とする効率的かつ大規模な輸送機能と製造施設を備える総合施設の整備を図る。
経済取引のグローバル化
生産方式の変化(JIT方式の導入)
航空輸送ニーズの高まり
・経路
1990年末:ノースカロライナ大学教授がコンセプトを提案
1991年:実現化に向け、州政府内にグローバル・トランスパーク局を設置
1994年:入居企業第1号マウンテン・エア・カーゴ社が入居表明
・概要
2万エーカーの敷地に空港とハイテク産業の工場群をもつ大規模な総合施設。ここでは、JIT生産方式と航空貨物輸送システムとを合体。
空港と工場群を可能な限り近接させ建設(旅客ターミナルの代わりに工場建設イメージ)。
JIT生産方式を採用する工場群を飛行機の誘導路に沿って建設、貨物機と接続させる。
空港、工場群一体をフリートレードゾーンとして整備。