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現在、商品化の途上にあるが、一番の問題点はその安定性である。

 

e. バイオモニター

コレラの原因がビブリオコレラという海洋微生物であることが判明しつつある。最近では、このような海洋性微生物を検出するような抗原抗体反応システムが開発され、コレラの防止に用いることもバイオモニターの一つとして行われている。

 

2] DHAとEPA

DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)、GLA(γ-リノレイン酸)などの高度不飽和脂肪酸は、生体の代謝生理に大きく関与し、生体の正常な機能発現に重要な働きを有している。DHAは、マグロの眼窩脂肪等に含まれる、海洋生物の代表的な生理活性物質である。EPAは魚の油の主成分であり、DHAと同様に有用な生理活性物質である。表3.4.4-1に、DHAおよびEPAの多様な生理活性機能を示す。

 

表3.4.4-1 DHAおよびEPAの生理活性機能

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DHAおよびEPAについては、それらの多様な生理活性機能に注目して、非常に活発な研究が行われている。以下にDHAおよびEPAそれぞれについての、最近の研究の動向を示す。

 

 

 

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