ある種の高分子ゲルは、室温付近で水中で相転移をおこす。放射線重合させて作成したアミノ酸を含むゲルは、水中で相転移温度14℃を境に低温側で膨張し、高温側で収縮する。膨張時の体積は収縮時の425倍にもなり、浮上材としての応用が期待できる。
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孔径1.3μmの多孔膜(50μm厚)の表面にアミノ酸を含むゲル層を1.3μm作ったものの原子間力顕微鏡写真 温度の変化によって孔の開(b)閉(a)が見られます。 放射線重合させて作ったアミノ酸を含むゲルは、水中で相転移温度14℃を境に低温側で膨張し、高温側で収縮します。膨張時の体積は収縮時の体積の425倍にもなります。
孔径1.3μmの多孔膜(50μm厚)の表面にアミノ酸を含むゲル層を1.3μm作ったものの原子間力顕微鏡写真
温度の変化によって孔の開(b)閉(a)が見られます。
放射線重合させて作ったアミノ酸を含むゲルは、水中で相転移温度14℃を境に低温側で膨張し、高温側で収縮します。膨張時の体積は収縮時の体積の425倍にもなります。
図3.3.1-2 口径1.3μmの多層膜の表面にアミノ酸を含むゲルを1.3μm造ったもののAFM像
(http://inisjp-tokai.jaeri.go.jp/ACT96J/03/0304)
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