-1987年新協定 : 湾への窒素・燐の流入負荷の制御可能な分の40%(1985年ベース)を2000年までに削減することなど、水質、生物、人口増加・開発、情報公開・啓発・参加、パブリックアクセス、管理などの分野ごとに具体的な目標を掲げた新たな協定が締結された。
-1992年改正 : 栄養塩削減に効果があがっていることやSAVの重要性、大気中の窒素酸化物による窒素負荷対策の必要性などを確認したことに基づき、1987年の協定を再確認するとともに、窒素・燐削減対策を2000年以降も継続することや、湾の水面だけでなく支流の重要性を明記すること、大気汚染対策の必要性などがもりこまれた。
*SAVの回復目標(1993年チェサピーク最高評議会の通達)
: 2005年までにSAVを114,000エーカー(約460km2)まで回復する。
-2000年 : 新しい世紀を迎えるにあたり、これまでの進展を評価するとともに、チェサピーク湾とその支流の生物資源の生産力、多様性、豊富さなどの回復目標等を見直し、将来世代に受け継ぐため2000年に新しい協定(Chesapeake 2000: C2K)を策定する。