図4.2.2 第1段階の開発での欠点
これらの問題を部分的に改良するだけでは十分な倣い精度を得ることは不可能であると判断し、制御方式の再検討を実施した。 新たに開発した倣い方式は、2輪ガイドローラを開先内に挿入する機械倣い方式とした。このため、従来駆動軸として使用していたブーム左右軸とブーム旋回軸を自由に移動するスライドテーブルに変え、開先線の変化に応じて溶接機が自由に追従する方式とした。
これらの問題を部分的に改良するだけでは十分な倣い精度を得ることは不可能であると判断し、制御方式の再検討を実施した。
新たに開発した倣い方式は、2輪ガイドローラを開先内に挿入する機械倣い方式とした。このため、従来駆動軸として使用していたブーム左右軸とブーム旋回軸を自由に移動するスライドテーブルに変え、開先線の変化に応じて溶接機が自由に追従する方式とした。
図4.2.3 ガイドローラの概要
前ページ 目次へ 次ページ