谷委員:皆さん、おはようございます。
本日は早朝より、外国人招聘者と行政相談委員代表との意見交換会にご参加いただきまして、心より歓迎申し上げます。
昨日は、多くの参会者を得まして、盛大に名古屋フォーラムが開催されました。また、本日は、国際オンブズマン協会会長として、長年ご活躍されてこられました、オランダのマーティン・オースティンさんをお迎えして、意見交換会を持つことができましたことは、光栄かつ大変喜びとしているところでございます。
私たち行政相談委員は、常に公平・中立の第三者的立場から、相談事案に取り組みまして、日々行政の改善に努力をしているわけでございますが、本日は、オランダにおけるオンブズマン制度と、また、我々が努力しております我が国における行政相談委員制度につきまして、意見の交換をしていただきまして、これからの私たちの活動に大いに役立てたいと思いますので、皆様方もひとつよろしく活発なご意見をお願いいたしたいと思います。
どうもありがとうございました。
平山局長:それでは、意見交換に入りたいと思いますが、本日は、ちょうどお昼まで2時間という大変短い限られた時間でございます。
もうお見かけどおりですね、オースティンさんは、非常に優しく、親切で、気さくなお方でございますので、皆様、遠慮なく、気楽に、心置きなく、この際、意見交換をしていただきたいと思います。
そして最後に、鎌田会長の方から、全体の意見交換会の感想なり、印象なりをいただくという運びにしたいと思います。
それでは、ご自由に意見を交換していただきたいと思います。もしオースティンさんの方から何かお聞きしたいことがあれば、よろしくお願いいたします。
オースティン氏:まず始めに、こうした意見交換会という機会をいただきましたことを、心から感謝申し上げたいと思います。そして、昨日は、大変規模の大きな会でございましたが、本日は、このような非常にアットホームな雰囲気の中で、皆さんと意見を交換できるということで、大変嬉しく思っております。
私の方から先にいろいろ申し上げてもよろしいのですが、皆様からご関心のあることについて、まずはご質問等をお受けし、それに対して私がお答えするという形で進められた方がよろしいのでないかと思います。時間も大変少のうございますので、そのような形で進められたらいかがでしょう。
平山局長:では、どうぞご自由に。どなたからでも。
じゃあ、女性から、レディファーストで。どうですか、土平委員さん。
土平委員:では、ご指名をいただきましたので。
昨日は、大変有意義なお話を聞かせていただいてありがとうございました。
私どもが扱っております相談は、政治に対する正義とか、そういうことではなくて、もっと身近な市民生活に関する行政に対するお願いごと、そういうことですね。