3] 窓口アンケートの実施
各市で市の対応をチェックする「市政モニター」制度が実施されていますが、当市では窓口に来庁した市民一人ひとりがモニターとの考えから、平成10年7月より、窓口アンケートを実施しています。
日頃市民が多く訪れる市民課や税務課などの窓口、市内各出張所などに窓口対応状況に関するアンケート用紙を設置して、市民サービスの向上につとめています。
4] 情報公開
当市の情報公開は、平成11年4月1日から情報公開条例を施行し、今までの行政主体の情報提供に加え、情報開示と二つを合わせたシステムになりました。
去る8月20日、県内自治体28市町の首長交際費の開示状況が新聞に公表されましたが、情報公開度は当市がトップでした。
これまでの行政施策が評価されたものと嬉しく思うと同時に、今後もより一層行政の透明性を増していくことが必要だと考えております。
2 市長からみた住民の苦情とその処理面での課題
急速な高齢化社会の進展や、社会経済情勢の激しい変化のなかで、行政は的確かつ公正で透明な運営をもとめられています。
そのような中で、市民とくに高齢者の相談も多く、内容面では家庭内の問題、隣近所の問題と民事にからむ相談など、対応に難しい面もあります。
しかしながら、行政は市民の中に入り込み、日頃のきめ細かい活動により、要望・苦情を把握し、信頼関係のなかで解決するのが必要ではないかと思われます。
3 総務庁の行政相談委員の役割への評価
犬山市には、男性と女性各一名の総務庁委嘱の行政相談委員がおられます。
毎月一回(第4金曜日午前10時〜午後3時まで)市役所の市民相談室において、定例相談を、その他は各家庭において相談活動をされています。
市民へのPRにつきましては、毎月2回発行しております広報紙の各種相談コーナーに、また年2回春と秋の行政相談週間には、行政相談の啓発に合わせて相談委員を顔写真入りで紹介しております。
公正かつ中立な立場で、行政に対する苦情や意見を簡潔、迅速に処理する苦情救済制度として、2人の行政相談委員には大変ご苦労をいただいております。