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17. 外国人との共生

 

福岡県久留米市

行政相談委員 大内田 治男

 

平成8年12月、久留米市国際化推進委員の委嘱を受け、行政書士会、くるめ国際交流協会共催、久留米市後援により、平成10年4月から外国人無料相談を開催する運びとなった。

相談内容としては、国際結婚、離婚、養子縁組、帰化、国籍問題、在留資格の変更等広範囲にわたっている。このような相談活動において取り扱った事例のうち、一部紹介してみたい。

インド人がコック(在留資格は「技能」)として日本への入国希望を依頼してきたので、申請取次行政書士として在留資格認定証明書を申請したところ、不許可の通知を受けた。一入国管理局(以下「入管」という。)の不許可の理由は、インドでの実務経験が10年に満たない(約2か月不足)からということであった。10年経験の後、再度申請を試みたところ、入管から呼出しを受けた。その時、異なるレストランの実務経験証明書のタイプ印字が全く同じであると指摘された。気にも止めなかったことを指摘され、一瞬不正を働いたのではないかと思い、インドヘ事実を知らせるように連絡したところ、インドではタイプライターやワープロを備えたレストランが少なく、このような証明書を外注することがほとんどであり、外注先が同じであることが判明した。入管も事情を理解し、現在では当該インド人のインドカレーが日本人を喜ばせている。

私は、多くの国を訪れる機会を持ち、言葉は勿論、慣習、行動様式が各国で異なることを知見したが、時代、距離を越えて、人間の持つ心情は共通しているとの実感を得た。こちらが胸襟を開けば、相手も必ず温かく反応してくれる。少しでも彼らに協力できればと願って行政相談委員としての利点を活かして接することに心掛ける所存である。

 

18. 在留外国人学校教師の教職員組合の掛金

 

鹿児島県鹿児島市

行政相談委員 宮里 綾子

 

行政相談委員となる以前の話ですが、10数年前に、1ヵ月間、ドイツに語学留学した経験があり、そのことを契機に日独協会に加入し、10年余り理事を務めさせていただきました。協会では、ドイツ語研究会等の開催のお手伝いをしていましたが、私が行政相談委員の委嘱を受けていることが分かると、口コミにより、外国人からのいろいろな相談を受ける機会が増えました。ここで紹介する相談は、その一部です。

 

 

 

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