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そして、「出入国管理法」改正施行の翌年の平成3年に大先輩にご推薦戴き、行政相談委員をお引き受けしました。また、2人の息子がカナダとタイに留学していたこともあり、息子達が異国でその国の方々にお力添えを戴いている分、日本にいる外国人の皆様に少しでも日本の良い思い出を作る手助けができればと考えているうちに、<日本語講座=苦情相談・悩み相談・心配ごと相談=行政相談>と進んで行ったような気がしています。

平成3年から平成11年7月までに外国人に関する事案は48件で、そのうち地域在住外国人からの相談は31件、外国人に関するもので日本人から受けたもの17件となっています。

これらは、全て日本で生活するための身近な小さな問題が数を重ねています。

最も多い相談は、「ことばの問題」です。例えば、日本語講座開講のためのボランティアと行政との接点の話し合いの問題、教室賃借の問題・講師駐車場の問題・急増する外国人のためのボランティア日本語講師養成の問題・プライベートレッスン・学校ボランティア問題(外国人子女・外国人英語補助教員・留学生の空き時間に講師を派遣して日本語の指導をする)等々、行政相談委員として、行政に関わりを持たせていただいたことが他市町村と比べ(他市からの事案も2件有り)問題解決に至ったと自負しています。

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第三に多いのは、「年金の問題」です。会社の厚生年金か国民年金に加入しなければならないこと、帰国時に一時払いで貰うか、帰国後65才になったら日本に請求する(パンフレットを渡す)ことなどを説明します。

第四に多いのは、「病院の問題」です。医療費支払いの件、医師と意志の疎通ができない、病院側からは出産時、出産後の説明をしたいので通訳の人と一緒に来てほしい等々があります。

第五には、「学校の問題」、「子供の就学問題」。ことばがわからないので低学年に入りたいと言っても困難であり、該当学年ならすぐにも可ということで入学するが、ことばしか覚えない子供達がいます。

最近増えてきたのは、長期滞在(3年以上)している人から、運転免許の問題が出ています。これは外国人が日本で運転免許を取得するのは困難であるので、やはり、自国で国際運転免許を取得し、これを書き換える試験は5か国語もあるので、これが一番良い方法のようです。

くしくも平成2年、「出入国管理法」改正施行が「日本語講座」開講の年で、国連の定める「国際識字年」であり、外国人の在留がピークとなった平成7年は「国際寛容年」であり、来年は「平和の文化のための国際年、国際感謝年」です。私は、これまで出会った皆様から、自身が教えて戴くことが多い行政相談・日本語講座等々のボランティアをさせていただける感謝の気持ちを忘れることなく、異質なもの・異文化なるものを受け入れる寛容性を磨き、身近な小さな生活相談が継続できることを大切にしたいと考えています。

 

 

 

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