5] 郵便の配達に関する苦情
・日本の行政機関の対応は非常に親切である。
しかし、郵便の配達で、EMSの場合でも、本人の在宅を確認しないまま、不在通知を寮の1階の集合投函口に投函している。
EMSは、速達かっ書留の郵便物であるので、本人の在宅を確認してほしい。
(岡山中央郵便局:EMSは速達かつ書留であり、本人が在宅している場合は必ず部屋まで配達しなければならないことになっているので、職員の指導を徹底することとなり、その旨を本人に回答。)
懇談会で出された意見については、中国四国管区行政監察局が行っている「留学生受入対策に関する実状把握」の参考として報告した。
(ウ) 今後の課題等
今後、在留外国人を対称とした行政相談活動を展開する上での留意点、課題等として、次の事項が考えられる。
1] 懇談会運営等について、様々な情報やノウハウを有している県、市等の関係機関の協力を得ること。
2] 懇談会の開催に当たっての案内文や資料等については、ひらがなのルビを付け、可能な範囲で主な主要外国語に翻訳するなど配慮すること。
エ. 以上、外国人との行政相談懇談会における主な懇談内容等についてみてきたが、これらの事項のなかには、制度や施策の仕組みについて十分に説明されていないため、また、理解されていないことにともなうものが少なくない。このような懇談や意見交換会を通じ、これらの問題が解消されて行くことは、非常に大切なことであるとともに、在留外国人が日本の社会や制度あるいは日常生活において、日頃感じている疑問や問題意識は何かを知ることができるのは、この種懇談会の持つ非常に重要な役割といえる。
内なる国際化の推進が求められる今日、今回の経験等を通じ、他の地域でも格式ばらない「在留外国人との行政相談懇談会」が開催されていくことを望むものである。