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オ. 以上、行政相談委員の各地域での活動状況をみてきたが、これは今回報告のあった限られた事例からのものであり、他にも多くの活動事例があると言える。

これらの事例を通じていえることは、地域の国際化の進展の中で、真の国際化とはなにかを考えさせる多くの問題が提起されているとともに、行政相談委員が地域における活動の中で、外国人の相談についても真摯に取り組んでいる姿をうかがうことができる。

 

(2) 外国人を対象とした行政相談懇談会─外国人からみた日本の行政─

 

行政相談においては、相談活動の一環として、国民の声を行政運営に反映させるため、自治会、婦人会、商工、教育、社会福祉等の団体の代表者や民生委員・児童委員、人権擁護委員等の各種相談委員と行政に関する懇談会(「行政相談懇談会」)を開催し、行政運営に関する様々な苦情や意見・要望を把握している。

国人との行政相談懇談会は、従来も行政窓口サービス等に関するものなど、その開催は皆無では無かったが、非常に限られたものであった。しかし、今年度は、特に、今回の調査とも関連し、外国人を対象とした行政相談懇談会が福岡、東京、岡山で開催された。

なお、これら行政相談懇談会の開催には、当該地区の行政相談委員協議会も計画段階から積極的に参画し、それぞれの懇談会に行政相談委員が参加した。

以下、これら行政相談懇談会の開催状況及び、そこではどのような意見が交わされたのかを中心に紹介する。

 

ア. 福岡における「外国人との行政相談懇談会」

(ア)懇談会の開催状況

1] 開催目的

近年、国際化の進展は著しく、県内の在留外国人は増加している。福岡市及びその周辺に在住する外国人を対象に、日本の行政相談制度を周知するとともに、行政に対する苦情や意見・要望を聞き、関係機関に照会を行う等により内容を検討の上、必要に応じて関係情報の提供等を行うとともに、今後の業務の参考にすることを目的とする。

2] 開催日時・場所

平成11年10月16日(土)13:30〜15:30(於:福岡ガーデンパレス)

2] 出席者

・福岡在住の外国人9人

国籍:アメリカ(1) アルゼンチン(1) イギリス(1) オーストラリア(1)

韓国(2) 中国(1) ネパール(2) (男性(6)、女性(3))

職業:大学教員(1) 著述業(1) 会社員(1) 団体職員(1)

国際交流団体会員(2) ディスクジョッキー(1) 学生(1)

・福岡県国際交流センター(1)

 

 

 

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