日本財団 図書館


[事例:申請書類の書き方について外国語の説明がない]

○住民票を求めるとき、交付請求書の様式や説明書は日本語(漢字)でしか記載されていない。このため、何を記載してよいか分からない。英語又はせめてローマ字で併記してほしい。(香川)

[公共機関・施設等の表記]

日本語の問題では、前記の「日本語の習得」と並んで外国人から改善を期待されているものとして、官公庁、銀行、病院、輸送、道路等の公共、公共的機関・施設の表記問題がある。

一般の外国人にとって、日本語を「聞く」「話す」ことはある程度出来ても「読む」ことが不得手な者が多く、特に、「漢字」は「極めて難解」とする者が多い。そうした状況を端的に示す事例をいくつか挙げると次のとおりである。

[事例:外国語併記の案内表示]

○主だった役所や道路、電車・バス等の表示を外国人にも分かりやすいように、外国語(少なくとも英語。それが出来なければローマ字)で併記してほしい。(広島)

[事例:外国人に分かりにくい表示]

○ゴミの分別収集に協力しようとしても、広報にも自国語による説明はなくゴミ集積所にもそれがない。何が「粗大ゴミ」なのか、絵で表示するなどの工夫をしてほしい。(宮城)

[事例:分かりにくい漢字の表示]

○日本語の不得意な外国人(欧米系)にとって一番苦手なのが漢字である。何かの記号のようで全く見当もつかない。主要な施設の案内はせめてJRの駅名表示のように「漢字」「ローマ字」「平仮名」の併記をしてほしい。(広島)

金沢市では、「外国人観光客も多いのに、バスの停留所の『行先案内』や『運行路線図』の外国語表記が全くされていないので、外国人の乗降客の多いバス停だけでも『英字表記』をしてほしい」との金沢市在住の外国人から意見を受け、関係機関の協議の結果、主要バス停での「英語表記」が行われることとなった事例が報告されている(「行政相談委員の活動記録」詳細資料参照)。

[外国人向け資料]

外国人に対しては、最近、英語を中心として外国語版の案内・説明資料が地方公共団体や各種の関係団体によって作成されるようになってきており、従来に比較すると格段の充実化が図られてきている。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION