外国人相談にも、「日本語を習いたい」「日本語教室の情報がほしい」「費用のあまりかからない日本語教室を紹介してほしい」「日本語教室に入る手続を知りたい」などといった要望が相談窓口に多数寄せられており、主婦を中心とする女性の外国人からの声が多いことが特に目立っている。
「日本語の習得」に関する相談の中からいくつか事例をピックアップしてみると、次のとおり、「日本語ができないことによる就職難」「救急・急病時の心配」「簡便で費用のかからない日本語教室の整備」等を訴えるものが主なものとなっている。
[事例:日本語をマスターしたい]
○新聞広告などをみて、求人のある企業に出掛けて就職を申し出ても、「日本語が出来ない」と分かると、直ぐに断られる。何とかして日本語をある程度マスターしたいと思っているが、どうしたらよいかよく分からない。(愛知)
○子供は学校で日本語を学び上達してきている。母親としても日常会話程度の日本語をマスターしたいと思っているがその機会も学べるところもない。事故とか急病のときどうすればよいのかと不安な毎日を過ごしている。(福岡)
[事例:日本語教室を開設してほしい]
○日本語学校に通う時間的、経済的な余裕もない。日常生活や職場でのコミュニケーションが出来る程度の日本語をおぼえられればそれで十分なので、あまり時間的制約のない、費用のできるだけかからない公設の「日本語教室」はないか。(北海道)
日本語教室の開設については、上記の事例のほか、「夜間の日本語教室はないのか」「初級・中級・上級に分けたキメの細かい日本語教室を希望したい」「子供を預かってくれる日本語教室はないか」「日本語の個人授業をしてくれる人を紹介してほしい」などといった具体的な要望を示す相談例がみられる。