ナ. 足立区
〔地域の国際化の現状〕
平成10年12月末現在、足立区の人口は636,041人で、このうち外国人登録者数17,039人(2.7%)となっている。国籍別では、韓国・朝鮮8,845人(52%)、中国3,951人(23%)、フィリピン2,125人(12%)、ブラジル261人(2%)、米国130人(1%)。
国籍を持つ者で、いわゆる在日朝鮮・韓国人が多くを占めているのが足立区の特徴である。また、次いで中国、フィリピン、ブラジル、タイ、パキスタンとアジア系の外国人や日系人が多いのも特徴である。
学校教育部による国際理解教育、外国語教育の推進、生涯教育部をはじめ各部及び公社による区民に対する国際理解講座、外国語講座等を通じ、区民ボランティアの育成、外国人への日本語教育、日本文化紹介等を実施しており、既に区民レベルで自主的に活動しているサークルもある。その他、外国人学校への支援事業等、地域の国際化に関する事業を、担当部で独自に実施している。
〔外国人相談の現状〕
足立区では、特に外国人相談の窓口を設置していないが、区民相談などに通訳の必要な外国人が訪れた際には、職員等で通訳可能な場合には、対応しているが、それ以外は、都の外国人相談窓口などを紹介している。
ニ. 葛飾区
〔地域の国際化の現状〕
平成10年12月末現在、葛飾区の人口429,408人のうち、外国人登録者数は8,244人(1.9%)であり、国籍別には韓国・朝鮮3,717人(45%)、中国2,403人(29%)、フィリピン960人(12%)、米国97人(1%)、ブラジル72人(1%)、英国72人(1%)、その他923人(11%)となっており、10年前に比較すると約2倍に増加している。
葛飾区は、区民の主体的活動を育て、支援するため、平成2年に(財)葛飾区国際交流協会を設立し、1]友好都市や東南アジアとの交流事業、2]区民外国語講座、3]在区外国人日本語教室、4]日本語ボランティア養成講座、5]在区外国人との交流会、6]ボランティア活動の援助、7]在区外国人向けニュースレターの発行などの事業を展開している。また区としては、専管組織として、国際交流課を設置し、外国人生活相談や、外国人生活便利帳の発行、友好訪問団の受入れなどを実施している。
〔外国人相談の状況〕
葛飾区では、毎週月曜日の午前10時から午後5時まで区役所新館7階において、日常生活全般や区政に関する相談窓口を国際交流課が設置して、英語と中国語による外国人相談を実施している。委嘱された英語・中国語各1名の相談員が対面と電話による方法で相談を受け付けており、平成10年度は英語81件、中国語186件の相談を扱っている。