現在、板橋区の国際交流の推進は(財)板橋区国際交流協会を軸に行われているが、活動場所は区内各施設を借りて行っている。約200名を超すボランティア会員からは、拠点となる場所の要望が出ているが、区としても国際交流会館構想はあるものの、今後数年間見込まれる厳しい財政状況では代替策の模索に力を入れている状況である。
〔外国人相談の状況〕
板橋区では、火曜日と金曜日の午前中、広聴広報課相談室において英語と中国語による外国人相談を実施している。平成10年度には中国語24件、英語13件の計37件の相談に対応している。
ト. 練馬区
〔地域の国際化の現状〕
平成10年12月末現在、練馬区の人口651,901人のうち、外国人登録者数は10,080人(1.5%)であり、これを国籍別にみると中国3,462人(34%)、韓国・朝鮮3,279人(33%)、フィリピン722人(7%)、米国445人(4%)、英国237人(2%)、ブラジル192人(2%)、その他1,743人(17%)となっている。
練馬区では、平成元年4月に国際交流の専管組織を設置し、さらに同年9月に国際交流協会を設立している。
区の国際交流事業の基本は、区民一人ひとりが、世界の様々な人々・文化に興味を持ち、それら人々との相互理解を深めていくことが、世界平和につながるものとの考えのもとに協会事業として、在住外国人を対象とした外国語の広報や各種冊子の発行等による情報提供に努めるほか、外国語による相談窓口の運営、日本語講座の開催、国際交流員制度の継続、在住外国人と区民との国際交流の集いなど、子どもから高齢者までの幅広い区民参加による国際交流事業を積極的に展開していくこととしている。
〔外国人相談の現状〕
練馬区では、同区国際交流協会において、月・木・金曜日の週3日の午後、外国人相談を実施している。対応言語は英語と中国語で、非常勤職員2名が生活上の悩みなどの相談を受け付けており、平成10年の利用件数は英語228件、中国語269件となっている。