日本財団 図書館


ソ. 杉並区

〔地域の国際化の現状〕

平成10年12月末現在、杉並区の人口512,360人のうち外国人登録者数は10,360人(2.0%)であり、これを国籍別にみると中国3,765人(36%)、韓国・朝鮮3,015人(29%)、米国688人(7%)、フィリピン417人(4%)、英国308人(3%)、ブラジル120人(1%)、その他2,047人(20%)となっている。

杉並区の国際化施策の理念としては、1]国際化施策においては、平等の理念に立脚し、外国人と日本人、双方の立場と人権を尊重すること、2]友好都市等の外国都市との国際交流とともに、在住外国人との地域における国際交流を重視すること、3]国際化施策の目的は、「世界に開かれた杉並」をつくることにあり、欧米、アジアはもとより、全世界的視野をもって国際交流を図ることがあげられている。

具体的施策としては、1]区民の国際理解を深めること、2]外国都市との交流を図ること2]地域社会における交流の輪を広げること、3]交流施設の整備、活用を図ること、4]外国人にとっても住みやすいまちづくりに努めること、5]国際交流への区民の参加、協力を求めること、6]国際交流の推進態勢を整備することを示している。

〔外国人相談の現状〕

杉並区では、毎週火曜日と木曜日に区政情報室広聴課において外国人相談を実施している。対応言語は英語と中国語で、対面と電話により相談を受け付けており、平成10年度の相談件数は75件であり、その内訳は英語35件、中国語19件、日本語16件、その他5件となっている。これとは別に(財)杉並区国際交流協会が事務所内においてボランティアの協力を得て英語・中国語・ハングル語等による外国人相談を実施しており、平成10年度は54件の相談を受け付けている。

 

タ. 豊島区

〔地域の国際化の現状〕

平成10年12月末現在、豊島区の人口247,339人のうち外国人登録者数は13,452人(5.4%)であり、これを国籍別にみると中国6,635人(49%)、韓国・朝鮮3,046人(23%)、フィリピン455人(3%)、米国349人(3%)、英国260人(2%)、ブラジル101人(1%)、その他2,606人(19%)となっている。豊島区の外国人登録者数は1970年代は3千人台であったが、80年代後半に急激なペースで増加を続け、現在約13,500人の推移に転じている。

豊島区では、「国際交流」の推進を図るため、1]外国人の活動や地域への参加を広げ、外国人にも暮らしやすく、親しみやすいまちづくりを進める、2]外国人と日本人が同じ区民として、ともに暮らしていけるように異なる文化や習慣などに対する理解を推進する、3]地球市民としての意識と豊かな発想をはぐくむため、区民の自主的な国際交流活動や国際協力活動の推進、拡大に努めることの3つの目標を掲げ各施策に取り組んできている。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION