ス. 渋谷区
〔地域の国際化の現状〕
平成10年12月末現在、渋谷区の人口194,813人で外国人登録者数は9,241人(4.7%)であり、これを国籍別にみると米国1,834人(20%)、韓国・朝鮮1,655人(18%)、中国1,505人(16%)、英国940人(10%)、フィリピン345人(4%)、ブラジル117人(1%)、その他2,845人(31%)とひきつづき高い水準を維持しており、区民のおよそ20人に1人が外国人である。欧米系外国人の比率が高いことが区の特徴である。
渋谷区では、外国人区民も日本人区民と同様に、区の行政サービスを充分受けられ、地域において快適な生活がおくれるよう、各所管における外国人対応の充実を図っている。特に、庁内窓口での言語の問題を解消するため、庁舎2階に通訳コーナーを設け、常時配置された英語通訳者が、外国人の申請等を補助している。また、各所管の事業実施の際には、必要に応じ通訳者を派遣するなど、通訳体制のより一層の整備・充実に努めている。
〔外国人相談の現状〕
渋谷区では、企画部広報課広聴課広聴相談課の担当する一般区民相談の中で随時対応する方法を採用している。これは前項で紹介されている通訳コーナーなどの職員や通訳ボランティアを活用して対面や電話により生活全般について相談員が対応している。
セ. 中野区
〔地域の国際化の現状〕
平成10年12月末現在、中野区の人口304,671人のうち、外国人登録者数は10,346人(3.4%)で、これを国籍別にみると中国4,167人(40%)、韓国・朝鮮2,922人(28%)、フィリピン409人(4%)、米国368人(4%)、英国288人(3%)ブラジル63人(1%)、その他2,134人(21%)とアジア系が多くなっている。全体数は、ピーク時よりやや減少しているもののこの6年間はほぼ横ばい傾向にある。
中野区では、諸外国の都市と交流をすすめるとともに、外国人区民への施策の充実を図っている。
外国人区民が快適な暮らしができるように、区政や生活に関する情報提供、相談等を外国語(英語、中国語等)により実施している。外国人区民が地域社会の一員として主体的にかかわっていくためには、今後さらに、行政ニーズの把握、行政サービスの提供、区政への参画等のあり方について検討するとともに相互理解を深めるため区民・ボランティアと区が連携した取り組みが求められるとしている。
〔外国人相談の状況〕
中野区では、毎週木曜日の午後1時から4時まで、企画部広聴課相談室にて、区民相談の一つとして外国人相談窓口を設置している。対応言語は英語と中国語であり、専門員がそれぞれ1名ずつ対面と電話で相談を受け付けている。平成10年度の年間利用人数は、英語26人、中国語54人、その他の言語16人の計96人である。