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研究の結果と勧告が詳細に述べられ、これらが、将来のVTS機能向上プロジェクトを立案する際の基礎となるものと思われる。

質疑

ORCAについて、サービスのレベルに影響を与える入力変数を変更した時、同じモデルが使えるかという質問に対して、このモデルは危険分析は行わないが、そのような変更をすればどうなるかを示すことが出来、改良の余地があるかどうかも表示することが出来るという説明があった。ORCAは資源の配分を行うことを意図しているツールであり、適切なデータを取得することが難かしいということはあるが、どの国でもこのモデルを利用することが出来る。

“VTS assisted collisions”に関しては、香港VTSの機能向上計画のように、最新の技術の利用はこのような事故を回避するために役立つものでなければならないということであると理解された。

 

 

 

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