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このシンポジウムに協賛して、電子海図(BCDIS)及び自動識別システム(AIS)を含む最新技術のVTS製品及びサービスの展示会が行われます。

国際海運界のメンバーの一員として、シンガポールは船舶通航業務の国際的に認められた基準の推進並びに開発への貢献を続けてゆきます。今回のシンポジウムはこの世界的な努力ヘ向けての私どもの貢献の一貫であります。シンポジウムの主催者は、VTS関する問題について討議するために、国際的な専門家を一堂に集めました。私は、これがVTSの適用についての意見の交換及び討議のための素晴らしい場を提供すると同時に、連帯及び事業開拓の場となることを確信しております。

この機会に、この催しにご出席の栄を賜ったYeo Cheow Tang氏、並びに基調演説をして頂いたWilliam O'Neil氏にお礼を申し上げ、また各セッションの議長並びに論文発表のお願いを快諾してその専門的知識をご披露頂く発表者の方々にお礼を申し上げたいと存じます。

また、この行事にご支援を頂いた方々、つまり国際海事機関、国際水路機関、国際港湾協会、シンガポール航海学会、及びロイド出版局に対しても、このシンポジウムを成功させるために頂いた貴重なご支援に対し感謝申し上げたいと存じます。

最後にご参加頂いた全ての方々に感謝を申し上げ、シンポジウムが有意義でありますことをお祈りいたします。

有難うございました。

 

通信情報技術大臣 Yeo Cheow Tong氏の開会の挨拶

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船舶通航業務の改善と解明は海洋産業に関与する全ての者の責任であります。このシンポジウムのような、港湾当局者、VTS運用官、船長、水先人、研究者そして技術者が一堂に会するような催しは、船舶通航業務に対する認識を呼び起こし、これに取り組んでゆくことを呼びかける絶好の場であります。

海運は本来、全世界的な産業であります。従いまして、船舶通航業務の国際標準は安全という面で必要なものであります。

 

 

 

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