日本財団 図書館


2 公式報告書

 

2.1 序章

 

船舶通航業務第9回国際シンポジウムは、2000年1月18日から21日までの期間で、シンガポールのパンパシフィックホテルで開催され、国家機関、工業機関、及び国際機関から300名以上の代表が参加した。

開会式に引き続き次の技術セッションが開催された。

VTSの現在の開発状況

将来のVTSの展望

VTS職員の採用

訓練と検定

法的及び規則的関係

自動識別システム(AIS)

技術セッションが終了した後、シンポジウムの結論と勧告が承認されて全日程を終了した。

 

2.2 開会式

 

VTS2000国際委員会委員長であるシンガポール海運局(MPA)局長

Lee Seng Kong氏の歓迎の辞

Yeo Cheow Tong通信情報技術大臣閣下、William O'Neil IMO事務局長殿、そしてお集まりの皆さん。

お早うございます。シンガポール海洋港湾局(MPA)と国際航路標識協会(IALA)の協賛で構成された全世界的なVTS2000シンポジウムヘのご参加を心から歓迎いたします。シンガポールが、4年毎に開催されるこの著名な国際行事をアジアで最初に主催する国になったということを非常に光栄に存じております。

この4日間のシンポジウムは、船舶通航システムの最新の開発状況について討議し、海運におけるこの主要な分野の技術的な進歩、効率的な運用、訓練の標準化、そして法的な問題は、新千年紀において如何なる方向に指向すべきかを評定する、まさに最適の時機であります。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION