教官
VTS運用者としての認定資格のある職員の研修を行う人物は
1. 研修・プログラムの真価を認め、実施されている特定の種類の研修のための独自の研修目的を理解し、
2. 研修実施の対象である任務に職業的並びに学術的に適格であり、
3. 専門的及び教育的資格が適切に均衡しており、
4. シミュレーターを用いて研修を行う場合は
4.1 シミュレーターの使用を含む指導技術において適切な指導を受けたことがあり、
4.2 使用される特定のシミュレーターに関し実地の操作経験を有さなければならない。
監督者
職員の研修の監督責任を有する入物は研修・プログラムと実施される研修の各種類の明確な目的を完全に理解していなければならない。
査定者
職員の能力を査定する人物は
1. 査定される能力について適切な水準の知識と理解を有し、
2. 実施されている査定の対象である職務に適格であり、
3. 査定の方法と実施に適切な指導を受けたことがあり、
4. 実際的な査定経験があり、
5. シミュレーターの使用を含む査定を行う場合、特にそのシミュレーターについて熟練査定者の監督下で、彼を満足させた実地の査定経験を有していなければならない。
教育施設及び設備
黒板又はホワイトボードの取り付けられた通常の教室の他に、オーバーヘッド・プロジェクター又はコンピュータ使用プロジェクターとスクリーンが個々の科目枠組みに示されている。
教官を補佐するために、各モジュールの学習目的に対して参考になるものを挙げて教官が教科課程の準備及び実施時に使用を希望することのある参考文献と出版物、付加的教材及び補助教材を示す。科目枠組みに列記された資料は具体的教授細目を構成するのに使用されたものである。特に
〇補助教材(Aで表示)
〇研修生に必要な装置(Eで表示)
〇参考文献(Rで表示)
は教官に価値ある情報を与えるであろう。