委員会は、制限航路における交通管理問題を扱うために、起草グループを組織した。
DERAのMr.M.Hadleyは、「船舶通航管理と情報サービスネットワーク」(VTMIS-NET)に関する発表を行った。
さらに、INRETSのMr.T.Degreは、フランスのルアーブルにおけるテストに基づいた、船舶のスケジューリングやルーティングに関する発表を行った。
1. 一般
1.1 VTS委員会は、1999年9月6-10日、本部において、Mr.M Sollosi(USA)を議長、Mr. B Ricbardson(UK)を副議長として、第12回会議を開催した。書記はBruce Kellowayが務めた。会議の議題はVTS12/1/1に記載されている。
1. 参加者の一覧はV12/Annex1に記載されている。
2. 文書の一覧はV12/Annex2に記載されている。
3. 3つのワーキンググループの代表は以下の通り。
運用(WGl)議長:Mr.Pollen 報告者:Mr.Martin
技術(WG2)議長:Mr.LaRue 報告者:Mr.Hadley
要員/研修(WG3)議長:Mr.Eades 報告者:Ms.Carson-Jackson
1.2 Mr.Peter Kent、VTSマニュアルを改訂するための編集会議を開催し、マニュルの現状について、委員会のメンバーに概要を話した。委員会が特に関心があるのは、VTSの必要性、可能性、設計、リスク評価、費用便益分析、実施、評価を扱う章の作成についてである。この問題には、WG1が取り組んでおり、現在までの進展は満足できるものである。もう一つの懸念事項は、システムの運用性能基準の仕上げ、及びそれに続く機器の技術性能基準の仕上げである。これに関しては、WG1とWG2が共同で取り組んでいる。これらは順次行う仕事であるため、技術性能基準の完成したものをマニュアルに含めることは不可能である。議員会のメンバーには、VTS12/6/1で明らかにしたマニュアルのその他の事項に注目するようにお願いする。
1.3 1999年11月に予定されていた「制限のある航路におけるVTSのガイドライン」に関するワークショップは、時間的制約のために延期を余儀なくされた。
理事会の指示に応じ、制限航路における船舶通航管理に関する文書を作成するために、起草グループが組織された。