3.2 基準点位置座標データおよび基地局の座標データ
今回の計測対象とした基準点、評定点の座標データと、RTK-GPSの基地局の座標を図3.2.1に示す。

図3.2.1:基準点座標データ
3.3 シャッターの時間遅れの計測
今回の陸上試験では、シャッターの時間遅れを少なくするために、スチルカメラのミラーを上げた状態で計測した(海上実験は、ミラーは下りた状態)。時間遅れの計測方法は、海上実験と同様の手順で行った。(添付資料1の3.4章を参照)
左右2つのカメラについて、ミラーが上がった状態の時間遅れをそれぞれ計測した結果を表3.3.1に示す。
[表3.3.1:シャッター時間遅れ(ミラーが上がった状態)]

上記の結果から、今回の実験におけるシャッターの時間遅れは、ミラーが下がっている場合よりも早い79msであることが明らかとなった。従って、システム全体の時間遅れは、
79ms+α(α<10ms:8〜9ms)→88ms前後
となる。
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