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図F5. タンク水線面積を修正した場合の実験値と計算値の比較

 

F6.2 オリフィス縮率の影響の影響

空気ダクトのオリフィスの開き具合C1=AO/Sdを変えた場合の計算結果より、オリフィスを調整することでRollの応答ピークを減らすことができることが分かる。当然ながら、オリフィスを絞りすぎるとSLO-ROLタンク非作動の場合の応答に近くなる。最適なオリフィス縮率を得るために、実機設計ではバルブ開度を現地調整ができるようにしておくことが必要である。

 

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図F6. オリフィス縮率の影響

参考文献

1) 沼田敏晴、工藤君明、佐尾邦久:“浮遊式海洋構造物の動揺低減システムの研究”、日本造船学会論文集 第157号、(1985)

 

 

 

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