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F6. 計算結果

F6.1 実験結果との比較検討

実験結果と比較して計算プログラムの検証を行っている。計算値は図F3に示すように、Rollのピーク周期が実験よりも長くなる傾向がある。

 

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図F3. タンク壁厚さを無視した場合の実験値と計算値の比較

 

タンク水線面積を実際の85.5%と考えれば、応答は実験とほぼ一致する。すなわち、水線面積に実験的修正を施して有効水線面積を考慮すれば、良い推定結果が得られる。

その結果を図F4、F5に示す。Roll、Sway、Heaveいずれも計算値は実験値に良く一致している。

 

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図F4. タンク水線面積を修正した場合の実験値と計算値の比較

 

 

 

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