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既存石油タンクのひとつを除去してメタノール適合タンクと置き換え、システム中の要改良箇所を強化する。しかしながら、多数のタンクが存在する区域からひとつの地下タンクを除去するにあたっては、他のタンクの位置ずれを防ぐために一般的にその区域全体を掘削して埋め戻しを一旦除去することが要求される。そこでこの作業のためのコストによって、新規メタノールタンクを既存タンク区域から離れた遠方箇所に設置する場合よりも割高になる可能性がある。

既存石油タンクを改装することにより既存石油貯蔵容量を置き換えることについてのコストの見積もりを表IIに詳しく記述する。

表II

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タンク洗浄方式に関するコスト推定は、その作業が既存マンホールを通して行われることを想定している。Re Tank TM方式での$4,000の掘削コストに関しては、既存マンホールではガラス繊維製の裏打ちを装着するための十分な広さが得られず、タンク頭部を露出させるのに部分的な掘削が必要であることを仮定している。タンク洗浄は1日以内で終了し、新しい配管とディスペンサーの装備には約1週間を要する。既存タンクヘガラス繊維製裏打ちを施すのに同じく約1週間を必要とする。

 

 

 

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