日本財団 図書館


燃料の種類、搭載方法について

使用する燃料については、水素、メタノールに二分される。数は少ないが、石油系燃料(ガソリン)を用いた車両の研究開発をしている例もある。

水素に関しては、搭載方法として、圧縮水素、液体水素、水素吸蔵合金がある。メタノールは、液体状態であるので、従来の石油系燃料と同様な搭載が可能であり、車両上で改質し水素を発生させ燃料電池に供給する。

出典

2-1-4) Hydrogen & Fuel Cell Letter, May 1999)

2-1-5) 日刊工業新聞1999年4月28日

 

2.2 燃料電池自動車実用化のためのプロジェクト

 

燃料電池自動車がエネルギー、環境問題に関し有望な技術として期待されているため、世界各地で燃料電池単体技術、自動車技術に関し数多くの研究開発が行われている。燃料電池自動車の研究開発プロジェクトは、試験走行含め特に北米で進んでいる。以下に、北米での走行試験に関する状況を紹介する。

2.2.1 カリフォルニア州燃料電池パートナーシップ

007-1.gif

図2-2-1 カリフォルニア州燃料電池パートナーシップの概要

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION