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うみのバイブル2000(上)通巻第6巻

 事業名 公海の自由航行に関する普及啓蒙
 団体名 国際経済政策調査会 注目度注目度5


そして、「現に見ろ、アメリカが頑張ったおかげで東ヨーロッパは全部自由になったじゃないか」という主張なんです。

大内 そういう話は反論しにくいですね。何が正しいか正しくないかという尺度が測れませんね。

岡崎 アメリカは、国際法やノームズなんかに必ずしもとらわれる必要はないんだという主張です。だから京都条約とかCTBTとか「あんなものは守らなくていい」と言う主張です。アメリカは特別な国であって、自分で決めるんだということを堂々と書いています。そういう人が新政権の中枢を占める。

大内 そういう暴言は困りますね。(爆笑)

小川 みなさん笑っておられますが、来年の今頃になってどうなるか。共和党政権が誕生してライス氏の政策が採用される可能性もあるわけです。どうも大内先生ありがとうございました。(拍手)

 

第6回研究委員会(2000-1-18)

平松茂雄氏「南シナ海における中国の動き」

 

小川 本日さきほどまで行なわれました平松先生のお話(260〜297頁参照)につきまして、すでに何人かの方からコメントをいただきましたが、どなたか、いかがですか。

 

45:平松先生への4つの質問

 

笹島 読売新聞解説部の笹島雅彦と申します。小川さんの先ほどからのお話ですと、本日は3年間にわたる「公海の自由航行に関する普及啓蒙事業」の締めくくりの総括の会議だったそうでして、私は、今日、初めてこの会議に出席しまして、「えっ、そういう大事なお話だったのか」と非常に居心地の悪い思いでおります。(爆笑)

本日は平松先生のお話を是非聞きたいと思ってまいったのですけれど、お話をお聞きすることができてやはりよかったと思っております。平松先生は最初、岩波新書に中国軍についてお書きになられた。そのあと毎年のように次々と出版されまして読者のほうが追いつかないぐらいのスピードで書かれておられる。北京に駐在することになりましたときも、何冊か持っていきましたけれども、読み込むのが大変というぐらいの膨大なデータ、豊富なデータを伝えていただきました。今日は、データをビジュアルなかたちで見せていただいたので、これまでに読んだものを復習しながら立体的な理解が深まったかなと思いました。大変ありがとうございました。

今日のお話には、ちょっと外交的な側面と軍事的な側面とで、なお少し質問が残っております。もし教えていただけたらと思っています。

ひとつは、「それでは日本としてどういう対応が可能なのか」という点です。外交的に対応が可能なのか? 中国はああいう国ですから先生のおっしゃるような形でいろいろな策略を用いるでしょう。海洋権益の保護・拡大を考える中国に対して日本としてはどう対応していくのか。むこうが領土領海を争うような19世紀的な対応をしてくるなら、先進国である日本はどう対応するのか。日本も同じ土俵に立っていいのか。

 

 

 

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