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以下に示した6社のホームページから開発機器に関する資料を入手した。

http://www.telonics.com/

http://www.seimac.com/

http://www.ao.com/products/9404

http://www.oceanetic.com/

http://www.northstarst.com/index.html

http://www.technocean.com/

データロガ、アーカイバルタグ及びポップアップタグによるテレメトリーシステムに関しては、以下に示した3社のホームページから開発機器に関する資料を入手した。また、今回視察を行ったマイクロウエーブテレメトリー社に関しては、ホームページ開設中のために最新のパンフレットを入手した。この4社の日本代理店は、ロテック社及びマイクロウエーブテレメトリー社が田中三次郎商店で、ベムコ社及びワイルドライフコンピューターが日本海洋株式会社である。

http://www.lotek.com/

http://www.vemco.com/

http://www.wildlif-computers.com/

 

3. 鯨類のバイオテレメトリー研究事例について

Oregon State University Marine Mammal Program

米国オレゴン州立大学における海産哺乳類プログラムは、絶滅の危機に瀕している鯨類の分布、移動及び重要な生息場所(索餌、繁殖及び回遊海域)が解明されていないことに注目し、回遊生態を解明することで絶滅の危機に瀕している鯨類資源の回復を妨げる恐れのある人間活動を管理する貴重な情報として用いることを目的としている。また、彼らの繁殖、索餌、子育て及び回遊を解明することは、海産哺乳類やその生息場所を保護し資源管理を行える手段でもある。

1973年に鰭脚類を手掛けてから、海産哺乳類の行動、豊度及び分布に関する研究を進めている。鯨類については、1979年にラジオタグによるコククジラのメキシコからアラスカまでの回遊を追跡することから始まった。

このプログラムは高度回遊動物である鯨類を地球規模で追跡できる衛星監視ラジオタグ(サテライトタグ)を開発し、回遊生態研究の先駆的役割を果たした。

 

 

 

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