日本財団助成事業
○マラッカ・シンガポール海峡における航行安全等のための国際協力および情報収集事業
平成八年に開設したシンガポール連絡事務所が中心となり、マラッカ・シンガポール海峡をはじめ東南アジア各国の海事関係情報を迅速に収集、分析および管理し、また、定期的に沿岸国を訪問し、関係行政機関職員等から関連情報の収集に当たるとともに緊密な連絡調整を行った。
笹川平和財団助成事業
○北西太平洋における海洋汚染国際協力推進事業
日本海・黄海沿岸関係政府(ロシア、韓国、中国)の専門家を招き、平成十年九月富山市において「海洋汚染に係る準備及び対応に関する地域間協力のための非公開専門家会合」を開いた。
同会合は、平成十一年五月にNOWPAP第三回フォーラムがロシアにおいて開催されることを受けて、同フォーラムを円滑に推進するためのもの。
海難防止等国際活動基金事業
○海難防止・海洋汚染防止に関する国際活動事業
ロンドン連絡事務所が中心となって、欧米主要海運国におけるIMO等の各種条約等についての対応状況を調査した。
受託事業
運輸省、海上保安庁、地方公共団体、日本道路公団等から二七件の依頼を受け調査を実施した。(以下例示)
○漂流油回収技術研究調査(港湾技術研究所)
○アジア地域における航行安全体制整備協力調査(運輸省)
○東京湾口航路航行安全対策調査(港湾建設技術サービスセンター)
○鹿島港航行安全対策調査(信越化学工業株式会社)
○中部国際空港建設事業、空港島地域開発用地埋立造成事業および空港対岸部埋立造成事業に係る航行安全調査業務(愛知県)
○由良瀬戸外船舶航行検討業務(近畿地方建設局)
○東京湾アクアライン航行安全対策確認(日本道路公団)
プレジャーボート海難防止特集号への投稿のお願い
プレジャーボート等(遊漁船を含む)の海難は、数年前から増加を続けていましたが、平成九年には、漁船を追い越し、十年も引き続き二年連続ワーストワンになっています。
そこで「海と安全」七月号(七月上旬発行)にプレジャーボートの海難防止を訴える特集記事の掲載を計画しています。
○ご自身の事故またはヒヤリハット体験とそれに基づくご意見
○他のプレジャーボート等について気になっていること、それに関してのご意見など特集に適うものならどのようなものでも歓迎します。
なお、締切りは、五月末日です。
連絡先=日本海難防止協会の住所、電話番号をご参照下さい。