日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 社会科学 > 社会 > 成果物情報

LRT高速運転用信号システムの開発事業研究報告書

 事業名 LRT高速運転用信号システムの開発
 団体名 日本鉄道電気技術協会 注目度注目度5


078-1.gif

図-5.5.7 乗降パターンbにおける在来車の遅れの伝播例p=1.5

 

078-2.gif

図-5.5.8 乗降パターンbにおけるLRVの遅れの回復例p=1.5

一方、下りに対しては、乗車係数p=1.2の場合よりp=1.5の場合の方が停留所中間の交通信号機で信号待ちとならず、優れていることがわかる。ただし、LRVと在来車の優位性は確認されない。

上例のように乗車係数の僅かな増加でも交通信号の赤信号のタイミングにより、LRVの高性能化が効果を示せない結果となるので、1人当たりの乗車係数pの減少により遅れ時秒を増大させないように、運賃収受方式の見直し、短縮化など、停車時秒を短縮化することが必要であることが明示された。

5.5.5. 交通信号機と旅客流動の影響による評価のまとめ

交通信号機と旅客流動の影響の両要因によるシミュレーションを実施し、本LRT高速運転用信号システムの評価を行った。その結果をまとめると次に示すようになる。

(1) 乗降パターンを変化させた場合のシミュレーションにおいて、乗降客の多い停留所に遅れが発生すると、益々遅れが増大する。それに対してLRVは高速化、高加減化の特性を活かし、かなり回復している様子が伺え、本信号システムの優位性が確認、された。

(2) 交通信号の影響を考慮に入れた本シミュレーションでは、LRVといえども、交通信号機の赤信号に阻まれ、なかなか回復できず、特に下りにその傾向が顕著に現れている。

(3) 上りのLRVの場合、乗車係数が低い場合は、高性能化の効果があり、回復には至らないまでも、ダンゴ運転の解消に貢献している。しかし、乗車係数が僅かでも上昇すると、乗車時秒の増大からスルーバンドを外れ、信号待ちとなったのをきっかけに、在来車と同様なダンゴ運転となっている。

(4) 従って、1人当たりの乗車時秒の減少により遅れ時秒を増大させない必要があり、運賃収受方式の見直し、短縮化など、停車時秒を短縮化することが必要であることが明示された。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
483位
(35,139成果物中)

成果物アクセス数
23,998

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2022年9月24日

関連する他の成果物

1.事業完了報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から