図-5.4.5 乗降パターンaにおける在来車の遅れの伝播例
図-5.4.6 乗降パターンaにおけるLRVの遅れの回復例
図-5.4.7 乗降パターンbにおける在来車の遅れの伝播例
図-5.4.8 乗降パターンbにおけるLRVの遅れの回復例
2] シミュレーション結果
在来車を続行1列車とし、シミュレーションした結果を図-5.4.7に、LRVを続行1列車とし、シミュレーションした結果を図-5.4.8に示す。
図-5.4.7は全車が在来車で、上下とも始発で遅れを40秒発生させたもので、遅れが回復せず、続行2列車も含め大幅に遅延し、いわゆるダンゴ運転となっている。
一方、図-5.4.8は上下とも続行1列車がLRVで、高速化、高加減速化が図られている。従って、始発停留所で与えられた40秒の遅れは6停留所目で回復し、下りは9停留所目で等時隔制御が計られ、出発抑止が行われ、ダンゴ運転の解消が図られている。
なお、乗降パターンbの場合、乗車人員の多い停留所における遅れが増加するので、乗降パターンaの場合に比し、遅れが増大することが示された。
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