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LRT高速運転用信号システムの開発事業研究報告書

 事業名 LRT高速運転用信号システムの開発
 団体名 日本鉄道電気技術協会 注目度注目度5


(4) 2T<C<3Tの場合

設備a)におけるサイクル長180秒、及び設備b)(L=200)におけるサイクル長90秒の場合が該当し、流れの発散が生じるため、対向の系統速度Vdは算出し難い。しかし、敢えて算出するため、この関係を図示すると、図-5.3.10.dに示すようになる。

図-5.3.10.d 系統速度計算説明図 2T<C<3Tの場合C=180s

064-1.gif

図5.3.10.dにおいて自動車群の流れは2つに分かれ、最初の自動車群は、次の信号機で信号待ちを受けず、そのまま通過して行く。この自動車群をエスケープ車群と仮称する。そして、エスケープ車群の時間幅をEとする。一方、エスケープ車群を除いたこの流れのメイン車群は、時間幅Eを除いた車両が先頭となり、次の信号機で信号待ちを受ける。そのメイン車群の系統速度Vdは、図-5.3.10.dより次式で算出される。

Vd=L/(C-L/V-E)ゥゥゥ(3)

但し、E=C/2-2L/V

なお、エスケープ車群の系統速度は、この車群が前方の車両の閉そくを受けないものとすると、後述する(5)式で求めることができる。

(5) C=3Tの場合

設備b(L=200)におけるサイクル長108秒の場合が該当し、対向の系統速度Vdは次式で求められる。

Vd=V/2ゥゥゥ(4)

(6) 3T<C<4Tの場合

設備bにおけるサイクル長120秒の場合が該当し、2信号機毎に2段跳びに信号待ちを受け、走行している。従って、対向自動車群の系統速度Vdは、次式で求められる。

Vd=2L/(C-2L/V)ゥゥゥ(5)

(7) C=4Tの場合

設備bにおけるサイクル長144秒の場合が該当し、対向の系統速度Vdは、(5)式のCに4Tを代入して求められ、その結果、(2)式で求められる。

(8) サイクル長と対向車群の系統速度との関係図

平均信号機間隔が400mの設備a)における上式の関係を図示すると、図5.3.11に示すようになる。

064-2.gif

図-5.3.11 サイクル長と対向車群の系統速度との関係図

図-5.3.11は、サイクル長と対向車の系統速度の関係を図示したもので、サイクル長Cを変化させると、対向の系統速度が変化する状況が明確となり、図の「発散」と記したゾーンが図-5.3.9に示した自動車群の流れが五月雨状況になるものであることを解明した。

 

 

 

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