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LRT高速運転用信号システムの開発事業研究報告書

 事業名 LRT高速運転用信号システムの開発
 団体名 日本鉄道電気技術協会 注目度注目度5


5.1.2 シミュレーションの前提条件

(1) モデル線区と各車両の諸元

シミュレーションの対象とする線区は図-5.1.1に示すモデル線とし、各走行車両の最高速度、加減速度、停車時分等は、表-5.1.2に示す諸元とした。

表-5.1.2 各車両のシミュレーションの諸元

053-1.gif

 

053-2.gif

図-5.1.1 シミュレーションのモデル線区図

(2) 交通信号機の制御方式

交通信号制御方式には、各交差点の信号機を単独に制御する地点制御方式と連続する交差点の信号機を順次制御する系統制御方式があるが1)、LRVをスムースに走行させるため、系統制御式により実施するものとする。

(3) 交通信号機のオフセット

交通信号機のオフセットは、リンク長、優先方向の系統速度とサイクル長から一義的に決定する「基本オフセット」とし、かつ「上り方向優先オフセット」とする1)

(4) 交通信号機のスプリットと青延長制御

交通信号機のスプリットは、各交差点とも等配分とする。また、青信号から黄信号に変わる時、路面電車が該当する信号機に接近している場合、路面電車はそのままの速度で、走行し、信号機を通過するまで青信号を延長する「青延長」制御を実施するものとする。なお、接近区間より離れている場合には、指定の減速度で停止するものとする。

 

5.1.3 評価項目

シミュレーションに際してのシステムの評価項目としては、大別して次の三つの観点から評価することとした。

(1) 運行管理面からの評価

鉄道事業者の立場から、高速運転による速達性の向上(到達時分の短縮)、表定速度の向上、加減速度の向上、効率的な車両運用などから評価する。

 

 

 

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