事業の日的:
大分郡内各町及び隣接の直入郡直入町は温泉、森林、名水、神社仏閣、スポーツ施設等、今日のヘルシー観光志向を満たす要件に恵まれている。しかし、これらの資源、さらに都市に隣接する地理的好条件も活かせていなかった。このような状況の中で、地域交通体系の整備を契機として、郡内4町と直入町を有機的に結びつける環状道路網を「大分川流域ヘルシー観光ロード」として位置づけ、域内の観光資源、健康増進施設及びイベント等を組合わせた観光ルートの整備を積極的に推進することで、地域活性化を図っていく。
事業の内容:
観光ルートの基盤整備にあたる、道路標識や案内板、ゴミ箱等の設置。また、宣伝や普及には、チラシやポスターを用いているほか、マスコミも活用している。
事業の効果:
各町で新設された観光施設(香りの森博物館、御前湯等)を、観光ルートに組み込んで、相互の観光客の増加に結びつけた。また、他町のかくれた観光資源を見ることにより、自町の観光資源を改めて見直すことができた。これらの効果から、他町の協力なくしては、自町の発展が困難であるとの認識を持つに至っている。