事業の目的:
いま、政治、産業、文化、教育、交通、医療、保健等、多方面にわたり広域的に動く時代が到来している。21世紀を支える世代の意識向上は欠かせない。
熊本県、大分県、福岡県の三県境は、県境という行政のラインにより背中合わせになっており、日頃から情報交換の機会が少ない。各県や町村でのユニークな取組みや広域的に取組める事業等が情報として伝わってこない。
そこで、過疎化、高齢化、少子化、産業の不振等の同じような課題を抱えた県境を挟む7町村の地域のリーダーが情報交換会を企画したものである。
この会では、全国の山村の情報をお持ちの熊本大学助教授、徳野貞雄先生を塾長として迎えている。
事業の内容:
平成4年より、年に2回のペースで、毎回テーマを決めて情報交換会を実施している。
事業の効果:
仲間ができたことで、悩みの共有と解決の糸口の発見ができたり、塾長からの講義によって、最新の情報を得ることができた。また、各町村の弱体化したイベントが仲間の協力によって再生できたことや、県境が身近に感じられるようになった。
課題:
各県の理解が得られない。