事業の目的:
古くから若狭湾でとれた海産物は、人の背や馬等によって京へ運ばれ、食膳にならび「食」文化を支えてきた。この海産物が運ばれてきた代表的なルートが、近年「鯖街道」と呼ばれ注目を集めている。沿道には数多くの歴史や観光への資源があり、物流・観光面でも京阪神と結ぶ最短コースとなっている。
そこで鯖街道沿道市町村の共同事業として、地域の魅力的資源を活用したイベントを実施し、鯖街道各市町村のPRを図り、また、琵琶湖・若狭湾リゾートラインの早期着工を促進するためにこのイベントを始めた。
事業の内容:
昔の面影の残る鯖街道を散策し、各市町村で開催されるイベントや祭に参加するなど、街道の魅力をたっぷりと楽しんでもらう。また、各地域の案内は、時代装束をまとったスタッフが行なっている。
事業の効果:
鯖街道の歴史や文化に触れ合うことで、街道そのものや、自然・歴史といった、この地域の持つ良さを、再認識してもらったと思われる。
課題:
財源の確保と参加者の抽選。