事業の目的:
過疎町村においては、財政力やマンパワー等の問題から、単独町村の施策のみでは効果的な事業展開が困難になることが、今後予想されているため、漁業と観光を基幹産業とし、また、地形や交通基盤として国道305号を有する越前海岸の3町村が広域連携を締結することにより、地域間競争力が激化する中でも、より効果的な域内周遊性、滞在性の強化やイメージアップ、産業振興を図ること。
事業の内容:
越前ガニと越前水仙を特産品とし、また漁業と観光を基幹産業とする3町村が一体となって、地域連携、交流拡大、共同情報発信等の事業を実施することにより単独町村よりも、より効率的な地域活性化を図っている。
事業の効果:
3町村にある公営施設と旅館民宿を割安で利用できる共通パスポートの発行事業で、応募者が予想を上回り、越前海岸のことがより多くの人に知られているということが再確認できた。メディアによるPRと共同イベントを同時に活用することにより、イベントの集客数が多かった。
課題:
域内住民の交流が促進できていないことと、県外、特に関東方面へのPRが不足していること。