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遠紋地区広域市町村圏振興協議会

 

北の道しるべ推進事業(1996年〜)

 

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事業の目的:

遠紋地域の大半の市町村は鉄道が廃止され、移動手段として道路に依存する割合が非常に高い。

こうした状況から、この地域を訪れる観光客を容易に各地の観光地、及び観光施設に導くため、圏域全体で観光案内看板と各施設への誘導看板を統一したデザインで設置する。

 

事業の内容:

道の駅を始めとする情報拠点施設に総合案内看板を設置した。これは、広域案内図(12市町村)と狭域案内図(設置市町村)に2分割している。また、誘導看板については、各市町村の観光施設等への誘導がスムーズに行われるよう、国道・道道の管理者にも理解をいただき、設置している。

 

事業の効果:

ほとんどの市町村が道の駅の整備を終え、そこに総合案内看板が設置され、情報拠点として利用されている。圏域内のスムーズな移動と、ガイドブックにも登録されていない観光施設等を発見することもでき、好評を得ている。

 

課題:

新規施設ができた場合、圏域全部の広域案内板の修正が必要となり、費用負担が大きい。また、国や北海道など、市町村以外の道路管理者との調整に時間を要する。

国定公園地域に設置する看板が、規制を受けるため、看板の大きさが統一できなかった。

看板と同様のパンフレットを作成し、情報拠点で配布してほしいとの利用者からの要望もある。

 

 

 

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