・広域的な取り組み、特に、広域連合や一部事務組合の新設を伴う場合には、初年度に多額の経費が必要となる。財政支援の強化を要望します。
・森林保全等の問題については、地域の市町村だけでの取り組みには限界がある。とくに、天竜川のような県境を越えた大河川の場合には、今後、他県との調整も必要となってくるため、県、さらに国が舵取り役となって、財政的な支援制度の確立を含め、積極的に対応していただけることを期待する。
■事業に対する理解と支援
・当事業は、14町村の個性を活かしながら、観光や環境保全等、広域的に事業推進すべき点について取り組んでいくわけで、その点先進的な活動と考えており、絶大な支援を望むところである。
・市町村等の自発的な広域的取り組みについては、積極的な支援をお願いしたい。
・回遊性魚種の放流については、国や県レベルでの対応をお願いしたい。
・山間過疎地域での取り組みは、どうしても行政の主体的な取り組みが必要であり、地域とのギャップをいかに克服していくか、理解してもらうかが重要なポイントとなっているように思います。国や県の財政的支援は勿論のこと、モデル地域指定などの協力によって地域は大きな自身と誇りをもってその事業に取り組むことができます。継続した支援・協力を希望します。
■ソフト面での支援
・広域的連携のイベント面での、国・県の協力・援助を望みます。
・漁業資源温泉資源の活用等の、具体的な事業展開に対するアドバイザー派遣。
・行政施策としての広域的な取り組みの推進と合わせて、民間、地域の小さな活動、人材育成を支援する政策を期待します。
・広域圏をもっと住民に認知させるよう、広くPRをお願いします。
■制度の整備
・今後の取扱が実資弁償方式による運営に該当しなくなるのであれば、当分の間、法人税(国税、県税)自動車税(県、市町村)について、免税の制度を整備されたい。また、介護単価においても、移動時間を追加加算するよう改定配慮されたい。