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・交流という点では前進しているが、継続できる5町の事業が確立されていない。

・シンポジウムやフォーラムの開催がコンスタントでないこと。

 

■目的に変化が生じているもの

 

・財源として事業協力者から協賛金を集めることとしたが、対象となる協力者が少ないため、自治体が出資しているケースもある。しかし、商用目的のイベントだとすれば、行政側でやる必然性が薄れている。

・過疎からの脱却が難しく、適疎という考えかたに基づき、雇用の場の確保とか魅力ある地域づくりで人を引きつけ、とどまらせることを考えることも必要である。

・新たな動きに変化しているので、住民全体への周知徹底が課題となる。

 

■活動強化

 

・イメージアップや知名度アップを図るため、さらに活動を強化しなければならない。

 

■住民参加

 

・交流会議に参加している流域市町村の住民相互の交流や、民間ボランティアの育成を目指しているが、なかなかうまくいかない。

・官民一体となった取り組みが必要とされるが、行政のしがらみが根強く残り、うまく取り込めない。

 

■事業評価の確立

 

・当初の目的に対して、本事業がどれほど効果を上げているのかが評価しにくい。

 

■見直し

 

・新たな広域連携事業の実施検討や、計画に掲載している事業の見直しなど。

 

問7-1 その他

 

・介護サービスに町村間で格差があり、その平準化を図っていく必要がある。

・天竜川は長野県の諏訪湖を源としており、流域の環境保全には、今後、県境を超えた他県・市町村との連携が必要となる。

 

 

 

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